Penguin News
2001年1〜6月分
このページには、Linux に関する話題を日誌風に、新しいものから順に載せています。(毎月曜日更新の予定です。)
全記事の主題索引
Home 2001年7〜12月分
【XF86Setup による X の設定】6-25-2001
【Canna のユーザ辞書のメインテナンス】6-18-2001
- Canna はとても使いやすい日本語入力サーバーで、どのディストリビューションでも標準になっています。しかし、辞書が今ひとつで、ユーザ辞書を充実させなければ実用的なものにはなりません。コツコツと辞書をつくって行くしかないのですが、ある時、私は「箴言」という言葉を辞書登録しようとして困ってしまいました。「しんげん」と打つと「信玄」は出てきますが「箴言」は出てきません。そこで、単語登録メニューに行き、「しん」と「げん」を分けていれようとしましたが、「しん」と打っても「新、侵、信、進…」などは出てきても「箴」は出てきません。これは第二水準漢字で、部首入力の竹かんむりの中にあるのですが、単語登録の時には部首入力は使えません。
- こうなったら、ユーザ辞書そのものをいじるしかないわけで、ユーザ辞書はどこにあるかと探したら、/var/lib/canna/dic/user/penguin/usr1.ctd にありました。penguin の部分はもちろん、あなたのユーザ名になります。usr1.ctd は幸いテキストファイルで、「読み」「分類」「漢字」の順で記述されています。私はここをいじって「箴言」を登録した「はず」なのですが、いざエディタ画面で確かめてみたら、この語が全く登録されていないのです。おかしいなと思い、cannna のマニュアルに当たったら、ユーザ辞書をアンマウントしてから辞書ファイルを変更、保存しないと変更が反映されませんとありました。確かにそのとおりでした。それで、ホームまたは F1 で cannna のメニューを起動。「環境設定」の中の「辞書マウント/アンマウント」を選び ◎usr となっているのを シフトキーのトルグで ○usr にして、これをアンマウントし、辞書ファイルを保存してから ○usr をふたたび ◎usr に戻して、登録を確かめました。この時、ついでにユーザ辞書のバックアップをフロッピーディスクに取っておきました。フロッピーをやりとりすれば、別のコンピュータでも同じ辞書を使えますし、他の人と辞書を交換することもできます。しかし、今のところ、私の近くには cannna のユーザ辞書を一緒につくりあげてくれそうな人はいません。誰か canna のユーザ辞書をアップロードしてくれませんか。
【XZ と Mailbase の新バージョン】6-11-2001
- XZ と Mailbase の期間延長版が6月はじめにアップロードされました。XZ は β0.93、Mailbase は α1.5 です。2002年1月まで試用できます。当分、期限切れを心配しなくて使えるのですが、これは、逆に言えば、今年中の製品化は無理だということなんですね。作者は他のアプリケーションに忙しく、XZ には手が回らないようです。Linux はあまりお金にならないのかもしれませんが、私は、なんとか WZ にひけをとらない XZ を願っています。
- それから、これは最近気づいたのですが、私のファイル管理プログラム X WinCommander から XZ で html ファイルをオープンしても、そのままでは HTMLモードのアイコン・ツールバーが出てきません。「再読込み」を実行すると HTML用のアイコンが出てきます。太字、下線、斜体などの文字装飾アイコンが使えるのは便利です。もっとも、これは私の設定の仕方が悪いので、一発で出るようになるのかもしれません。
【タイムサーバーを利用した時刻合わせ】6-4-2001
【ローカルホストでの CGI プログラムのテスト】5-28-2001
- ウェブ(http)サーバー Apach をインストールしました。それで ISP のサーバーに CGI プログラムをアップロードする前に、ローカルホストで CGI プログラムを試してみることにしました。CGI を置くディレクトリを /usr/local/apache/conf/httpd.conf の中に、次のように指定しました。
#
# CGI Setting
#
<Directory "/home/penguin/public_html">
Options ExecCGI
AllowOverride None
Order allow,deny
Allow from all
</Directory>
次に CGI を表す拡張子を .cgi にするために、以下の行をアンコメントしました。
AddHandler cgi-script .cgi
- httpd.conf の設定を終えてから、ゲストブックの CGI、guestadd.cgi と guestsee.cgi を /home/penguin/public_html に置きました。両方とも perl で書かれたスクリプトです。このスクリプトは Windows で使っていたものを持ってきたので、ファイルの形式が CR+LF になっていて、最初うまく動きませんでした。改行は UNIX 標準の LF、EOF は「なし」にしておかないといけません。私は XZ の「ファイルの情報」ダイアログで変更しました。私の ISP では、perl の場所が /usr/bin/perl で大丈夫だったのですが、他の ISP では /usr/local/bin/perl でした。perl の場所を確認して perl スクリプトの最初の行 #!/usr/bin/perl を適宜変えておかなくてはいけません。それに CGI に実行属性を与えておくことも忘れずに。
- ローカルホストからゲストブックにアクセスして、実際に書き込みや読みだしができることを確認しました。ローカルファイルに直接アクセスしただけなら、cgi の内容がテキストファイルでズラズラと表示されるだけで、決して cgi は動きません。しかし、apache を経由すれば、インターネットに接続したのと同じ状態をつくり出し、cgi を試せるのです。Windows では良く概念の掴めなかった cgi をこうして実感させてくれる Linux は偉いと思いました。幸い、Penguin Club のホームページを置いている ISP も Apache を使っているので、何かと便利です。Linux を始めてから、やっとここまでこぎつくことができました。
【Apache のインストール】5-21-2001
【フロント USB ポート】5-14-2001
- Linux でも USB を使えるようになりましたので、私のオフィスのコンピュータに USB ポートをつけることにしました。マイクロタワーケースに入っているこのコンピュータは AT 仕様で、USB ポートは基板にはついているのですが、ケースにはついていないのです。どうせつけるなら、ケースの前面に出ているほうが便利だろうと、Antec 社の Easy USB なるものを買ってきました。これは 5.25インチべイにつけるもので、二つの USB ポート以外のスペースは、そこに 3.5インチデバイスをつけられるようになっています。基板とつなぐコードは、シールドワイヤでなく、なんともたよりないコードでした。USB コードは金メッキの端子がついていて、なんとも高級感のあるものが売っていますが「いくら外側のコードを良いものにしても、内部がこんなんじゃ」と思ってしまいました。でも、これでも調子良く動くんだから文句は言えません。
- Fry's Electronics で、十数ドルで買いました。詳しくは http://www.ontec-inc.com/product/cases/access/eausb.html をごらんください。私は、この手の小物を捜して、日本でなら、秋葉原や大阪の日本橋を歩き回るのが趣味なのですが、ここでは、そう言った店もなく、あまり楽しみはありません。しかし、妙な物を買ってきては、使いようがなくて、ジャンクボックスに眠っているものもたくさんあります。今回は Linux とあまり関係ない話題で、申し訳ありませんでした。
【Mozilla の話題】5-7-2001
- ユーザによって開発されているインターネットブラウザ Mozilla 0.81 をインストールしました。mozilla-i686-pc-linux-gnu-0.81.sea.tar.gz を mozilla.org からダウンロードして、解凍、その中の mozilla-installer を実行すれば、グラフィカル・インストーラーが動き出します。インストールはとても簡単です。Mozilla は Netscape 6 と同じように外観を変えられます。View < Apply Theme < Get New Themes で、Mozilla の theme コレクションページにつながります。ここにアップロードされているすべての theme が Mozilla 0.81 で使えるわけではありませんので、注意が必要です。Orbit 2 を使おうとしましたが、 Back, Forward のボタンが表示されないので、やむをえず GrayModern を使っています。
- Mozilla はブラウザの持つ標準的な機能をすべて持っていますが、プラグインは何も入っていませんでしたし、プラグインの組み込みも私はまだできていません。JavaScript の history コマンドは使えませんでした。また、JAVA にも対応していません。それに、ファイル・ユティリティからのファイルのオープンも、どうやるのか分かりません。どこかにドキュメンテーションがあるのでしょうが、分かりやすい解説が欲しいです。
【ダウンロード・ツールの話題】4-30-2001
- インターネット・ホームページを一括してダウンロードするものとして、wget が Vine についてきています。wget http://www.penguin-club.com/index.html などとすれば、指定したページを保存します。リンク先を列挙したテキストファイルを用意しておき、wget -i download-list とすればリストにあげられたページを片っ端からゲットしてくれます。
- wget と同じようなダウンロード・ツールに nt というのがあります。これはテキストベースの wget とちがって GUI プログラムです。私は Tucows Linux から nt-1.25.tar.gz というソースファイルをダウンロードしてコンパイルしました。これは、国際化対応で、日本語のシステムでは日本語のメニュー、ダイアログでインストールされます。
- 使い方は「新規ダウンロード」の「メイン」というところに、ダウンロードしたいディレクトリと保存するディレクトリを入れ、「HTTPの設定」のところで、取り込む階層の深さなどを設定し、最後にブラウザのエージェントを指定して(私は netscape としました ) 「了解」を押せばダウンロードを開始します。取り込む階層の深さを調整すれば、背景画像も含めた完全な形でのウェブページのダウンロードができます。Gnome に似合うやや派手なデザインでアニメーションでダウンロード状態が分かるのがおもしろく、じっと眺めてしまいました。
【Acrobat プラグインの話題】4-23-2001
【FlashPlayer 5 のインストール】4-16-2001
- 先週に続いて Netscape の PlugIn アップデートをもうひとつ。Macromedia FlashPlayer の新しいバージョンもアップロードされていました。Macromedia のサイトからダウンロードしたファイルを解凍してできた二つのファイルを /usr/lib/netscape/plugins に移動するだけです。Vine 付属の Netscape 4.75 には FlashPlayer 4 が既に組み込まれていますので、ファイルを移動する時に古いファイルを上書きしてしまえばいいのです。(もし、心配だったら、古いファイルのバックアップをとっておくのも良いでしょう。) Netscape を起動して確かめたら、FlashPlayer の記述がちゃんと Version 5 となっていました。Netscape のプラグインを確かめるには、「ヘルプ」→「プラグインについて」あるいは、about:plugins で表示されます。
【RealPlayer 8 のインストール】4-9-2001
- RealPlayer の新しいバージョンがアップロードされています。http://scopes.real.com/real/player/unix/unix.html からダウンロードしました。上記ダウンロードサイトの OS の選択では Linux(libc6.i386)RPM を選びました。ダウンロードした rp8_linux20_libc6_i386_cs1_rpm は mv rp8_linux20_libc6_i386_cs1_rpm rp8_linux20_libc6_i386_cs1.rpm と名前を変えます。そして rpm -i rp8_linux20_libc6_i386_cs1.rpm とすれば全自動でインストールされ、Netscape のプラグインも組み込んでくれす。
- と、書いたのは、新しく RealPlayer-8.0-1 をインストールした場合で、私の場合は、以前のバージョン(7.0-7) が入っていたので、まずこれを rpm -e RealPlayer-7.0-7 として消してから あらためて、Realplay をインストールしようとしたら、「アーキテクチャーが違います」と叱られました。CPU が Intel でないからでしょうか。Intel のコンピュータでは問題なくインストールできたのに残念です。もうすこし調べてみることにして RealPlayer 7 に戻しました。
- ★注意★ RealPlayer を Netscape のプラグインとして組込むと、Linux のパッケージ・ファイル rpm をマウス・クリックでダウンロードできなくなります。なぜなら、RedHat Pacage Manager と RealPlayer PlugIn MetaFile の両方とも rpm というエクステションを持ったファイルを使うからです。ですから、rp7 や rp8 の rpm ファイル名が .rpm としないで _rpm とし、後でリネームさせているわけです。rpm ファイルをダウンロードしたい時は、シフトキーを押しながらリンクをクリックする必要があります。
【Vine Linux 2.1 での日本語印刷】4-2-2001
- 1月22日の記事で、Vine Linux での日本語印刷のことを書きましたが、Vine Linux を 2.0 から 2.1 にバーションアップしてから、日本語印刷ができないことに気づきました。いろいろいじってみたのですが解決できなくて、Vine Linux の「バグ情報」(http://vinelinux.org/errata.html)を見てみましたら、「lpr を新しいものに替えなさい」とありましたので、lpr-0.50-7vl3.i386.rpm をダウンロードしてきてインストールし、ブートアップして試してみましたら、みごと日本語印刷ができるようになりました。
- /usr/share/ghostscript/5.50/examples/ に postscript 形式のファイルがありますので、日本国憲法第九条(article9.ps)で日本語印刷を試してみましたが、大丈夫でした。PDF ファイルを Acrobat Reader からプリントしました。英語は大丈夫でしたが、日本語はフォントの関係でできませんでした。linux での ps や pdf ファイルの postscript 対応でないプリンタ(たいていのパーソナルユースのプリンタは postscript に対応していない)への印刷は、実際は ghostscript がやっています。ですから、gv(本体は ghostscript) で読み込むことのできないファイルは Acrobat でもプリントできないのです。pLaTeX で ps ファイルをつくり、それを ps2pdf コマンドで pdf ファイルに変換しましたが、これなら、gv でも Acrobat でも印刷できました。Acrobat では HeiseiMin-W3-Acro という CID フォントを使っているのですが、これをうまくハンドルすれば印刷できるようになるのではないかと思っています。
- PDF の問題は全部解決できませんでしたが、そのかわり、私のもっている Brother HL-1240 にあったプリンタ・フィルターを見つけました。「HP LaserJet 4/5/6 シリーズ」というのがそれです。このフィルターでは、マージンのずれもなく、きれいにプリントできます。ともかく、なんとか日本語をプリントできることがわかりました。
【Happy Hacking Keyboard Lite】3-26-2001
- ずっと以前から私の「ウィッシュ・リスト」にあった Happy Hacking Keyboard Lite を遂に買いました。たかがキーボードなんですが、$70 もするので、手がでないでいたのです。娘のコンピュータのために、私が今まで使っていたミニ・キーボードを回してやったのと、サンフランシスコに行く用があったので、User's Side という店で買いました。このキーボードはここでしか買えないので、いつかサンフランシスコに行くことがあればと思っていたのですが、その機会が早くも訪れたわけです。買ってから、店の人と話していたら、近いうちにこの店がサンノゼに引っ越してくるというではありませんか。もしかしたら、開店セールで安く買えたかもと思いましたがもう遅かったようです。
- このキーボードは、UNIX/LINUX で使い安いようになっているのが特徴ですが、ウリは何より、その小ささでしょう。294 mm X 110 mm というのは、フルサイズのキートップを持つキーボードではおそらく最小でしょう。ファンクション・キーは省略されており、特殊キーとの組合せでそのコードを出します。キーはスペース・キーも含めて5段、全部で60個だけです。使ってみて、タッチもよく、とても気に入りました。どこへでも持って行って、マイクロソフトの馬鹿でかいキーボードと取り換えて仕事をしたいような、とても魅力的なキーボードです。色はグレーとブラックの二色あり、好みによって選べます。また、ユーザ登録すると、ネームプレートを無料で作ってくれます。私も申し込んみるつもりです。
【USB ZIP ドライブの接続】3-19-2001
- 昨年のクリスマス、ギフトとしていただいたもので、FotoShow なるものを買いました。これは、基本的には USB ZIP ドライブで、ZIP ディスクに収めた画像をテレビで見ることができるものす。プレゼンテーション用にと買いました。Vine Linux 2.0 を USB 対応の 2.1 にアップグレードしましたし、オフィスの ZIP が使えるようになったので、今度は USB ZIP を自宅のコンピュータに接続することを試みました。
- 手順は、まず、USB デバイスをつなぐこと、次に、そのデバイスの情報を得ること、そして、それを /etc/usbmgr/usbmgr.conf に記述すること、最後にこのファイルを USB データベースに読み込むことです。usbmgr.conf を読むと、ちゃんと USB ZIP が登録されていますので、普通ならシステムが認識してくれるはずなのですが、FotoShow の場合は普通の USB ZIP とプロダクト情報が違います。# /sbin/dump_usbdev で得られた情報は次のとおりでした。
class 0x9 subclass 0x0 protocol 0x0 module
vendor 0x59b product 0xdb module
- この情報をもとに、次のように usbmgr.conf に書き込みました。赤い字が追加した分です。
### STORAGE
### FD
# VAIO FD(PCGA-UFD5) [SONY]
vendor 0x57b product 0x0 module scsi_mod , sd , usb-storage
### ZIP
# Iomega Zip 100Mb
vendor 0x059b product 0x0031 module scsi_mod , sd , usb-storage
# Iomega USB Zip 250
vendor 0x059b product 0x0030 module scsi_mod , sd , usb-storage
class 0x8 subclass 0x4 module scsi_mod , sd , usb-storage
# Iomega FotoShow
vendor 0x059b product 0x00db module scsi_mod , sd , usb-storage
class 0x9 subclass 0x0 module scsi_mod , sd , usb-storage
### COMPACT FLASH READER
# RATOC REX-CF03
vendor 0x0584 product 0x0001 module scsi_mod , sd , usb-storage
- ここまで来たら、あと一息。# /sbin/update_usbdb /etc/usbmgr/usbmgr.conf としてデータベースを更新し、/etc/fstab に
/dev/sda4 /mnt/zip vfat noauto,user 0 0
の一行を加えました。USB ZIP は SCSI ハードディスクとして動き、パーティションは4番目を使っていますので、デバイスを /dev/sda4 としたわけです。もちろん、# mkdir /mnt/zip コマンドで、/mnt/zip ディレクトリを作っておかないと、エラーになります。リブートする前に、ZIP メディアを入れておかないとエラーがでますので、注意が必要です。メディアを入れてリブート、そして、例によって usermount を開くと、ちやんと /mnt/zip があります。Mount をクリックすると、ZIP がウィ〜ンと回りはじめてくれました。
【内蔵 ZIP ドライブのマウント】3-12-2001
- 私のオフィスのコンピュータには IO-Mega の 内蔵 ZIP ドライブがついています。これを Linux で使うことができたら便利だろうなと思いながら、どうやってマウントしようかと考え、手をつけずにいました。最初 MTools でやってみたのですが、うまくいきませんでしたので、直接 fstab をいじることにしました。
- /etc/fstab は次のようにマウントするファイルシステムを記述しています。
/dev/hda6 / ext2 defaults 1 1
/dev/hda8 /data vfat defaults 0 0
/dev/hda7 /home ext2 defaults 1 2
/dev/cdrom /mnt/cdrom iso9660 noauto,owner,ro 0 0
/dev/fd0 /mnt/floppy auto noauto,user 0 0
各行の最初の項目はデバイス名、次はマウント名、その次はファイルシステムのタイプ、四番目はオプション、最後の数字はバックアップに関するオプションです。
- ここに ZIP ドライブの項目を入れれば、次に起動した時から ZIP を使うことができます。このコンピュータの場合、ZIP は IDE セカンダリー・ハードデスクのスレーブにつながっていました。ZIP はマッキントッシュとの互換を考慮して、常に四番目のパーティションに読み込み可能なデータを置くことになっていますので、デバイス名は /dev/hdd4 となります。マウント名は、私の場合 /mnt/zip としました。もちろん、ルート権限で #mkdir /mnt/zip としておかないと、エラーになります。フォーマットはウィンドウズの vfat です。そして手動でマウントするように、またどのユーザも使えるようにオプションは noauto,user としました。したがって、次の一行をくわえました。
/dev/sda4 /mnt/zip vfat noauto,user 0 0
- マウントには $ mount /mnt/zip を使ってもいいのですが、私はグラフィカル・インターフェースの usermount をアイコン登録してありますので、こちらを使っています。
【Windows とのファイル交換について】3-5-2001
- Windows は Linux のファイルを読むことはできませんが、Linux は Windows のファイルを読むことができます。それで、私は Windows のデータを格納してあるドライブを Linux から読むことができるようにしてあり、Windows との間でデータを交換しています。
- Windows のファイルを Linux 側にコピー、または移動するのは何の問題もないのですが、Linux 側から Windows 側にファイルをコピー、または移動する時、トラブルが起こることを発見しました。Windows に戻って Linux からコピー、移動したファイルにアクセスできるのですが、スキャンディスクを走らせた時に、これらのファイルがエラーとなるのです。その原因は、Linux が long file name にきちんと対応しているのに対して、Windows が DOS 時代からの 8.3 ファイル名をひきずっており、long file name を疑似的に作っているからです。つまり、8.3 ファイル名と long file name の対照表を読ませているわけで、スキャンディスクにかけると、対照表にありませんよと叱られるわけです。
- もちろん、スキャンディスクの時に「エラーを無視」としておいてさしつかえないのですが、エラーの表示が出るのは気持悪いので、私は最初「エラーを訂正」にしましたら、とんでもないファイル名が勝手につけられ、Windows ではそのファイルを消そうとしてもリネームしようとしてもシステムエラーになってしまいました。やむなく Linux に戻ってひとつひとつリネームしてから消すという手間のかかることになってしましました。こういう場合は「ファイルを削除」にすれば良かったのです。もちろん、それらのファイルがバックアップされていればのことですが。私は、home/ 以下を独立したパーティションにしておき、そこにバックアップファイルを入れてありますので、Linux システムを入れ換えた時でもデータが消えないようにしてありましたので、大丈夫でした。
- このようにしてリネームしたファイルを Windows のゴミ箱に入れたら、あるファイルがどうしても Windows のゴミ箱から消えず、しょうがないので、DOS に戻って消すというはめになりました。これからは、Linux Ext2 ファイルシステムから FAT へは新たにファイルをコピーしないようにするのが良いようです。
【Compupic の話題】2-26-2001
- 私はファイル管理に X WinCommander を使っています。これは、2パネルにして、二つのディレクトリ間でファイルをやりとりしたり、ツリーと 1パネルで、ファイルのコピーをしたりできます。また、rpm インストールや tar ファイルの解凍などもできます。また、拡張子によって起動するプログラムを指定できるのが便利です。私の気にいっているのは、カラーをカスタマイズできることです。私はルートで作業する場合と、ユーザで作業する場合とで、xwc の配色を変えて、今、どちらで作業しているかを一目でわかるようにしてあります。
- しかし、画像ファイルの管理は、やはり、画像をサムネールで表示してくれるものが便利ですよね。私は CompuPic を使っています。とても高機能なプログラムで、プレビュー・ウィンドウには、動画Gif もちやんと動いて表示してくれます。ファイルのコピーも簡単で、ドラッグ・アンド・ドロップで出来ます。おまけの機能に、スライドショーやウォールペーパー・チェンジャーがあります。画面の背景、いわゆる「壁紙」を次々と変えるには、素材となる背景画をひとつのディレクトリに集め、壁紙にしたい画像をセレクトしてから、Edit > Preference > Wallpaper Chgr に行きます。必要な項目を入力したら、Use Selected Images を押せば、指定した時間に壁紙を変えることができるはず−ですが、Window Maker との組合せではうまくいきませんでした。
【MToolsFM の話題】2-19-2001
- Linux では CD-ROM や フロッピーディスクを使う時は mount コマンドを使って、それらをシステムに認識させなければなりません。Vine + Window Maker では usermount というグラフィカルツールがあって、これで CD-ROM や フロッピーディスクを簡単にマウントできます。わたしは usermount のアイコンをデスクトップに置いて利用しています。
- しかし、usermount では DOS のフロッピーディスクをマウントすることはできません。それで、わたしは、今まで DOS のフロッピーディスクは mtool でやっていました。mdir や mcopy といったコマンドを使えば、簡単に DOS ディスクにマウント作業なしでアクセスできます。とても便利なアプリケーションですが、このたび、このアプリケーションのグラフィカル・インターフェイス版 MToolsFM を手にいれました。これがさらに便利でとても重宝しています。必須ツールのひとつかと思います。
【Vine 2.1 の話題】2-12-2001
- Vine Linux を 2.0 から 2.1 にアップグレードしました。いずれは USB 対応カーネルと XF86 4.0 を取り入れた Vine が出るだろうから、それまで待とうと思っていたのですが、カーネル 2.4 はできても、それに対応するライブラリのアップグレードにも時間がかかるし、それまで、マイナーアップグレードで我慢することにしました。
- このアップグレードでは、インストレーションがさらに自動化され、サウンド設定まで一気にやってくれます。また Window Maker の WPrefs が手直しされて、使いやすくなっています。
【WXG の話題】2-5-2001
- エー・アイ・ソフトのかな漢字変換サーバー WXG for Linux の紹介が 日経 Linux のホームページに載っていたので、http://www.ekotoba.com Canna からダウンロードして試してみました。
- WXG は canna のインターフェースをオーバーライドする形で使うので、これを使うには、ルートになって、/usr/sbin/cannakill というコマンドで canna を停止させなければなりません。それからユーザにもどって、wxgserver & とコマンドを入れて WXG を起動させました。XZ で使っているうちに変換が狂ってしまうことがありました。
- ユーザ辞書登録は、今のままではできないので、SJISコードで辞書テキストを書き、wxgdic コマンドを使って、ユーザ辞書に追加するのです。マニュアルどおりに試してみましたが、うまくできませんでした。かな漢字変換の効率はひとえにユーザ辞書にかかっていますので、辞書登録が簡単にできないと困ります。正式版で改善されることを期待しています。くわしい使い方はインストール後にできる /var/lib/wxg/doc/html/index.html で読めます。
【StarOffice の話題】1-29-2001
- MS Office 互換の StarOffice をインストールしてみました。Kondra Linux の CD から取りました。StarOffice/linux/office52/setup を実行すると、インストーラが動きだし、自動的にインストレーションが終ります。~/office52/soffice でプログラムを開始できます。MS Office のファイルは難なく読みこめましたが WordPerfect のファイルはだめだったのは残念でした。
- StarOffice のデスクトップは、ウェブブラウザの機能もあって、ローカルの文書も、ウェブページもシームレスに見ることができます。ただし、ウェブの日本語ページは読めませんでした。
- プリントはデフォルトの HP Laser Printer でなんとかできました。
- StarOffice はマイクロソフトの独占に歯止めをかけようと Sun Micro Systems が開発したもので、まったくの無料で提供しています。なんとか日本語版がでるようにと願っています。
【プリンタの設定】1-22-2001
- 私のオフィスのコンピュータには WordPerfect が入っており、HP のインクジェット・プリンタがつながっています。さいわい Vine に、このプリンタのフィルターがありましたので、テストプリントしてみたらうまくいきました。ところが WordPerfect で印刷しようとしたら、うまくいきません。原因は、フォント関係で、プリンタの内蔵フォントを使う設定ではだめで、「イメージとして印刷」を使えばうまく印刷されました。私は Linux System で作った文書に、誇りをもって "This document was made with Linux system." とプリントしています。
- 家にあるプリンタはブラザーのレーザプリンタです。なんとか Linux で使えないかと試してみましたら、HP Laser Printer のフィルターでなんとか動くようです。私には日本語が使えるワードプロセッサーがまだないので、Netscape を使って HTML の印刷で試してみましたら、上下左右のマージンがずれる他は、書式やイメージなど問題なくプリントしてくれました。これなら、日本語ワードプロセッサが無くても、HTML で文書を作れば、結構プリントアウトまでできるなと思いました。
【ノートブックへの Linux のインストール】1-8-2001
- SONY VAIO PCG F-630 というノートブック・コンピュータに Linux を入れてみましたので、紹介します。
- この機種へのインストレーションでつまづいたのは、インストレーション画面が文字化けして全く読めないということでした。英語にしてもダメでした。いくつかのディストリビューションを試してみたのですが、手もとにあった Redhat の FTP 版がうまくいきました。原因はインストレーションプログラムが kon を使っているためで、この機種のグラフィクスが kon に対応していないためでした。Kondora には nokon モードがあるのですが、インストレーションプログラムがスタートしないうちにフリーズしてしまってだめでした。
- X の設定で注意したのは、マウスを Gliding Pointer に設定したぐらいで、あとは自動的にやってくれました。サウンドの設定などあと試してみたいものがあるのですが、このノートブックは娘のものなので、そのままにしてあります。ともかくノートブックでも Linux ができるという発見は楽しいものでした。
【Gimp1.2 のインストール】1-8-2001
- Gimp の新しいバージョンが昨年12月25日に公開されました。Gimp は Adobe PhotoShop に匹敵するグラフィックスプログラムですが、PhotoShop が 600ドルもするのに対して、こちらは全く無料です。とにかく多機能で、私は Gimp の古いバージョンさえ使いこなしていないのですが、好奇心から、新しいバージョンを入れてみました。インストールには Gimp の本体、gimp-1.2.0.tar.gz の他に次のファイルが必要です。
glib-1.2.8.tar.gz
gtk+-1.2.8.tar.gz
Gtk-Perl-0.6123.tar.gz
PDL-2.2.tar.gz
- gkt+-1.2.8 は glib-1.2.8 を必要としますので、glib-1.2.8 から順にインストールしました。方法は
tar -xvzf glib-1.2.8.tar.gz
cd glib-1.2.8
./configure --prefix=/usr
make
make install
です。glib や gtk+ のデフォルトのディレクトリは /usr/local なのですが、ここにインストールしても、「glib-1.2.8 が入っていません」とのメッセージが出ますので、--prefix オプションを使って、古いファイルに上書きさせてしまいました。これで今のところ支障はありません。
- Perl のパッケージはなくても gimp は動きますがプラグインを使うのに必要です。Perl のパッケージは www.cpan.org または ftp.cpan.org にあります。Perl はインストールの仕方が違いますので、INSTALL ファイルを良く読んでください。
- gtk+ や gimp の make には時間がかかりますのでそのつもりで。
- インストールが終って、/usr/local/bin/gimp でプログラムを起動しますと、セットアッププログラムが出てきますので、簡単な初期設定を済ませれば、Gimp 1.2 が使えるようになります。
- 私のシステムでは Gtk-Perl と PDL のテストでエラーがいくつかあり、Script-Fu で使えないものがいくつか出たようですが、今のところ、高等な画像編集機能は使いこなせないので、そのままにしてあります。解決したければ、Gimp には、ユーザが多いだけに、さまざまなヘルプを受けることができると思います。
【Kondara の話題】1-2-2001
- アメリカで手に入る Linux ディストリビューションの中で唯一日本語が使えるのは Kondara MNU/Linux です。ブルーのパッケージで、ゴーグルをつけたペンギンがにらんでいて、ちょっとおっかないですが、ユーザマニュアルも分かりやすいですし、90日間のE-mail サポートもついてきます。パッケージには "The only multi-lingual Linux OS on a sigle binary" とうたってあります。
- 内には 4枚のCD-ROM が入っていて、Star Office 他、おまけの RPM がいっぱい入った CD-ROM も付いています。これで $40 なら安いと思います。私はサンホゼの Fry's Electronics で買いましたが、Internet でも買えます。発売元の Digital Factory では $45 ですが、Egg Head では $35 で買えます。送料やセールスタックスはどうなるかは調べていませんので詳しくは Digital Factory USA, www.df-usa.com または、www.egghead.com をご覧ください。
【XZ と Mailbase に関する話題】1-1-2001
- Windows の WZ Editor とほぼ同等の XZ Editor β版(0.9)と Mailbase α版(0.13)の試用期限が昨年末で切れましたが、作者の山口敏郎さんが今年の6月まで試用期限を延長した XZ 0.92 と mailbase 0.14 をアップロードしてくれました。www.asahi-net.or.jp/~cf4t-ymgc/ で手に入ります。
- Mailbase をインストールする時にメールボックスのディレクトリを聞いてきますが、これを指定したにもかかわらず、再起動した時に、また聞いてくるようなことがあれば、.mailbase ディレクトリにある mailbase.cfg ファイルの先頭にある MailboxBase: の項目に、メールボックスをつくったディレクトリ名(通常は ./mailbase/)を記入しておくと直ります。
- XZ や mailbase で、別ウィンドウからカット・アンド・コピーをする時、メニューからコピーや貼り付けを選んでもできません。(同じウィンドウ内ならできる。)Ctrl+C、Ctrl+V を使いましょう。
- WZ のアドレス帳は Mailbase に流用できます。WZ のアドレス 帳を XZ で読み込み、ファイル > 文書の情報 > 文字コードで、文字コードを EUC に、改行コードを 標準、EOFコードをなしに設定して、mailbase のディレクトリに adrbook.adrのファイル名で保存すればいいのです。XZ は文字コード情報を変えて別名保存すると、文字コードを変換してくれます。
- Mailbase のアドレス帳で面倒なのは、グループ分けです。私はこれを簡単にするため、C で adredit と adrmake を作りました。adredit は adrbook.adr から グループ、名前、アドレスを抽出して、タブ区切りリストを作り、XZ のソート機能を使って編集するもの、adrmake は、そのリストから、新しく adrbook.adr を作成するものです。「C プログラム試作室」にソースコードを載せました。(01-15-01)
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