Linux と日本語

Vine Linux ではインストール時に Japanese を選んでおくと、インストール後すぐに日本語が使えます。Vine Linux のデフォルトの「かな漢字変換サーバ」は、Canna です。シフトとスペースを同時に押すと、[ あ ] と記されたボックスがカーソルの下に表示されます。これは、ひらかなで入力できるという意味です。何か日本語で記入してスペースを押すと漢字に変換されます。

かんな(Canna)の日本語入力で、とまどったは、「・」の入力です。「/」を押しても入力されません。「てん」といれて、スペースを押すと「・」が候補に出てきます。記号なども、「まる」「しかく」「ほし」などと入れればよく、拡張機能の記号入力は、あまり使う必要がないようです。かんなでは、スペースは半角スペースが入りますので、全角スペースが必要な時は、「くうはく」と入れて変換しています。

かんなの主なコマンドは次のとおりです。くわしくは、「かんなのホームページ」からマニュアルをダウンロードして読むことができます。

シフト+スペース 英語モード←→日本語モード切替
スペース 変換候補
エンター 確定
バックスペース やり直し
コントロール+ N 字種変換(ひらかなからカナ、アルファベットへの変換)
ホーム  拡張機能(記号入力、コード入力、部首入力、単語登録、環境設定)

かんなに不満な人は ATOK for Linux などの商用プログラムも簡単に導入することができます。私は ATOK for Linux でストレスなしに日本語入力をしています。

Linux のエディタというと vi や emac なのですが、私は、これらにほとんどなじんでいないので、コンソールでは pico、GUI では XZ を使っています。XZ は MS Windows の WZ 互換のエディタで www.villagecenter.co.jp/soft/xz/ からβ版を無償でダウンロードできます。

XZ ではカット・アンド・ペーストが文字コードの関係で他のアプリケーションとの間でうまくいきませんので、シンプルなテキスト・エディタ leafpad を介して行っています。

OpenOffice を使えば、さまざまな文書を読み書きでき、Adobe Reader 7.0 も Linux 用が用意されています。Linux はサーバやプログラミングのためのワークステーションというだけでなく、一般のデスクトップ用にも使うことができるようになってきました。

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