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発展はまず基礎から

「こうして、教会はユダヤ、ガリラヤ、サマリアの全地方で平和を保ち、主を畏れ、聖霊の慰めを受け、基礎が固まって発展し、信者の数が増えていった。」(使徒言行録9:31)

ストージ長老教会日語グループでハイデルベルク信仰問答クラスを開始したのは、2007年2月25日であった。あれから5年、牛の歩みのようなゆっくりした学びであったが、今更のように信仰の基礎を学ぶことの大切さを教えられてきた。あと数回で終了し、更にウエストミンスター小教理問答を学ぶことにしている。ご期待とご参加を!

上に掲げた聖句が教えているように、初代教会のめざましい発展は、何と言っても「基礎が固まって」の一句が示しているように信徒一人一人の信仰の基礎がしっかりしていたことがその鍵であった。

電子物理学を専攻したある人が、こんなことを話してくれた。「コンピューターの構造や仕組みは複雑でとても一口で説明できませんが、その原理は至って簡単、〈一足す一は二〉この基本の積み重ねなんですよ。」

使徒言行録2:37以下を見るとペトロの説教を聴いて心刺され、「わたしたちはどうしたらよいのですか」と言う人々に答えてペトロは言った。「悔い改めなさい。めいめい、イエス・キリストの名によって洗礼を受け、罪を赦していただきなさい。そうすれば、賜物として聖霊を受けます。この約束は、あなたがたにも、あなたがたの子供にも、遠くにいるすべての人にも、つまり、わたしたちの神である主が招いてくださる者ならだれにでも、与えられているものなのです。」

先ず罪の徹底的な改めと清算、十字架による罪の赦しの確信。健全な信仰生活はここから始まる。忌憚なく申し上げたい。あなたはここからスタートしましたか、どうですか。

今からでも遅くはない。謙虚に過去を振り返り、そのままになっている罪を神の前に悔い改めて主イエスより「あなたの罪は赦された」と、罪の赦しの宣告をお受け取りください。聖霊があなたを力づけ助け導かれます。勇気をもってそうしてください。

これが第一の信仰の基礎で、そこから平安、喜びが溢れ、いきいきした信仰が成長していく。この信仰の原則は昔も今も変わらない。しかも「だれにでも、与えられている」神の恵みなのである。

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