USA Diary

May, 2023

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5月1日(月)きょう、ようやく「こたつ」を片付けました。毎年、11月には、リビングルームのカーペットを片付け、かわりに畳を敷き、こたつを出しています。半年は畳とこたつ、半年はカーペットとコーヒーテーブルがリビングに出ています。年々、この作業が大変になってきますが、今年もなんとかやり遂げました。冷房の屋外機にたまった落ち葉をきれいにすれば、夏支度が終わります。
5月2日(火)PC のモニターを 24インチから 27インチに換えました。換えた最初のときは、「おっ、小さい文字もよく見えるぞ」と感じたのですが、すこし慣れると、「大きくなった」と感じることがなくなってしまいました。テレビの画面も 32インチから 43インチにしたときには随分大きく感じたのですが、今ではそれがあたりまえになってしまいました。「慣れ」というものは怖いものです。
5月3日(水)駐日大使が日本に LBGT 差別禁止法案の成立を急がせるような発言をしていました。それは、少し内政干渉ぎみな発言だと思います。日本は「少子化対策」をしているのですから、いたずらに欧米に追従するのではない、日本の将来をよく考えてものごとを決めるべきだと思いました。
5月4日(木)明日、日本では「こどもの日」ですが、「不法移民」にまぎれて入って来る子どもたちが、アメリカで強制労働など、犯罪者の食い物にされていることが告発されています。こうしたことを防ぐためにも、今の移民政策を、すぐにでも改める必要があると思います。また、そうした子どもたちをなんとかして救ってあげたいと思います。
5月5日(金)3年3ヶ月たって、ようやく WHO の COVID-19 非常事態宣言が解除されました。アメリカでも11日から入国時にワクチン接種を問われることがなくなります。病院でもマスクは義務でなくなりました。けれども、COVID ウィルスがなくなったわけではありませんので、油断をしないようにしたいと思います。
5月6日(土)きょう午後3時ごろ、教会からそんなに遠くないショッピング・モールで銃撃事件があり、犯人を含め数名の方が亡くなりました。土曜日の午後といえば、買い物客の多い時間帯で、大勢の人が避難することになりました。事件のあった場所は郊外の静かな住宅地で、治安も良く、こんなことは滅多にないことです。モールの近くに知人がいますので、心配しています。
5月7日(日)教会で結婚式への招待状をいただきましたが、「出欠はこちらで知らせてください」と、QRコードが大きくプリントされていました。そこにスマートフォンをかざすと、インターネットで登録できるようになっているのでしょう。かつては、招待状には返信用の封筒とカードが入っていたものですが、時代が変わったものだと思いました。
5月8日(月)「日々の聖句」の印刷をしました。ふたつ折りにして製本するのですが、出来上がったものに圧力をかけてから、ぺしゃんこにしたほうが、端を切り落とすのにも、封筒に入れるのにも良いので、きょうは、明日の朝まで、印刷用紙を上に積んで一晩置くことにしました。
5月9日(火)「日々の聖句」の他、至急に送らなければならないものがあって、郵便局や銀行に行ったり来たりしました。今月も、「日々の聖句」を発送できたのを感謝しています。
5月10日(水)今度の日曜日は「母の日」なので、詩篇22:9-10より、「まことに あなたは私を母の胎から取り出した方。/母の乳房に拠り頼ませた方。生まれる前から 私はあなたにゆだねられました。/母の胎内にいたときから あなたは私の神です」との聖書箇所を選びました。母の愛にまさる神の愛を伝えることができたらと願っています。
5月11日(木)ウィンドウズ・コンピュータで使われている PowerShell というプログラミング言語が Linux でも使えることを知って、試してみました。なんとか使えそうなので、ちょっとしたツール類はこれで書いてみようと思いました。ウィンドウズを使っている人とプログラムを共有できるかなと思いましたが、私の世代でプログラミングする人はあまりいないので、共有のほどは、どうだか分かりません。
5月12日(金)私たちは、家族で、時間を決めて祈りの時を持っていますが、このところ、病気の方が多く、そのための祈りが増えています。私たちより若い方たちが病気で苦しんでいるのを聞くのはつらいことですが、熱心に祈り続けたいと思います。
5月13日(土)畳を運んだときに痛めた肩がまだ痛く、庭仕事で蟻に刺された足もまだ腫れています。体調は万全ではありませんが、今晩は良く眠って、明日の礼拝に備えたいと思います。
5月14日(日)きょう、モールでの銃撃事件で亡くなった方の一人が、永楽教会の信徒の息子さんだったことを聞きました。なんとも悲しい出来事でした。このようなことが繰り返されないようにと願い、祈りました。
5月15日(月)2016年の大統領選の「ロシア疑惑」を調査していたダーラム特別検察官からレポートが出ました。結局のところ、「ロシア疑惑」は民主党ヒラリー・クリントン陣営のでっち上げであり、それに政府機関も関与していたことが明らかになったのですが、それに対する処罰はなく、疑惑をかけられたトランプ氏が苦境に立たされただけで終わりました。アメリカの司法現場では、このごろ、すっきりしないことばかりが起こっています。
5月16日(火)買い物に行ったら、カートに花をいっぱい入れて店から出てくる人に出会いました。たぶん母の日のための花が安く売られていたのでしょう。それにしても、あんなにたくさんの花をどうするのかと思いましたが、何かの催しに使うのでしょう。
5月17日(水)明日はゴミ収集日ですので、庭のゴミを袋に入れて、朝、すぐに出せるようにしました。この紙袋、いつもはホームデポで買うのですが、今回はターゲットで買いました。ターゲットのものは、ホームデポのものより薄く、生の草をいれると、水分で底がはがれそうになりました。次回からは、ホームデポで買うことにしました。
5月18日(木)今までカーペット掃除は、専用の機械を借りてきて、すべての部屋を一度にやっていたのですが、もう、そんな体力がなくなったので、毎週ひとつづつ、手作業で掃除をすることにしました。
5月19日(金)きのうは主の昇天日。きょうから、「ペンテコステのノヴェナ」が始まります。あるグループでペンテコステのノヴェナを提案しているのですが、9日間、続けて祈る人はどれだけいるでしょうか。福音派や「ノン・デノミネーショナル」と言われる教会では、アドベント、エピファニー、レント、イースター、ペンテコステと続く教会暦を意識することが乏しく、ノヴェナに至っては、知らない人も多いのは残念です。
5月20日(土)月に一度の引退の牧師の会でした。英語部の現役の先生から諸教会の様子を伺うことができ、多くの祈りの課題を与えられました。ゲストとして加わってくださった先生から、「引退牧師の祈りの課題も聞かせてください」とのメールもいただき、うれしく思いました。
5月21日(日)久しぶりに教会で昼食をいただいて帰りました。いつもは韓国料理ですが、きょうは珍しくパスタでした。来週はメモリアル・デーの週なので昼食はありません。また第5日曜日も昼食がありません。毎週千人分の食事を用意しているパワーには感心します。
5月22日(月)広島での G7 首脳会議が終わりました。ゼレンスキーも参加し、ゼレンスキーのための G7 になってしまったようで、せっかくのヒロシマ開催なのに、核の脅威を増長させてしまったように感じました。
5月23日(火)今週の買い出しは、いつもの韓国の食料品店ではなく、日本の店に行きました。家内が直接買い物をしたのですが、期待したものはあまりなかったようです。昼時でしたので、弁当も買って帰りました。
5月24日(水)ペンテコステのためのメッセージの準備をしました。今年はメモリアル・デーの週になり、ペンテコステが忘れられないようにと願っています。私は、アメリカの祝日よりも教会暦の祝日を優先させるようにしています。
5月25日(木)テキサスは保守州と思われていますが、ヒューストン、ダラスなどの大都市では民主党が強く、国境の町エルパソもそうです。アボット知事が国境を守り、犯罪を防ごうとしていますが、州の下院議長が共和党でありながら、そのための法案審議よりも、州検事を弾劾するのに一所懸命で、知事の政策が妨げられている面もあります。
5月26日(金)イースターの日付を得るアルゴリズムを見つけたので、灰の水曜日とペンテコステの日付も同時に表示できるようプログラミングして、何人かの方と分かち合いました。けれども、興味を示した人は一人だけでした。PC を持っていて、何のプログラミングしないのは、もったいない気がします。
5月27日(土)ちょっと遠くの町まで訪問に出かけました。以前はよく使ったフリーウェーを久しぶりに走りました。メモリアルデーの連休なので、すこし車が混んでいましたが、時間通りに行き帰りできました。
5月28日(日)きょうはペンテコステ。「御霊の実」について「御霊の賜物」と比較しながら話しました。礼拝のあと、質問や意見がたくさん出て、よいシェアリングの時を持ちました。
5月29日(月)Hank Kim 氏が書いた ”Unshackled: A Story Unfolding Beyond te Church Walls” を読み終えました。そんなに大きな本ではないのですが、ベッドタイムに数ページづづ読む読み方をしていたので、ずいぶん時間がかかりました。ニューヨークのメガチャーチのアシスタント・パスターの一人として招かれた筆者が、そこを去った後、自らを振り返って書いた手記です。シニア・パスターの権威主義的な振る舞い、大きなお金が動く活動、試行錯誤が許されない緻密に設計されたイベントなどが綴られていました。筆者は、メガ・チャーチを否定しているわけではありませんが、そこに見失われたものが多くあることを指摘しています。
5月30日(火)”Unshakled” とは「束縛からの解放」を意味しますが、Kim 氏はその本の中で、多忙な日曜日とその疲労から解放され、礼拝と安息をとりもどしたと言っています。それには、私もおおいに同意できます。また、あまりにも、すべてが整った組織の中で、失敗が許されず、そこから教会内に批判的な雰囲気が生まれているとも言っていますが、これもまた、注意しなければならないことだと思いました。
5月31日(水)パンデミックにより、中小の教会は出席者を減らし、メガ・チャーチはそれらの人々を吸収して人を増やしています。メガ・チャーチは、その組織力によって、パンデミックに対応できたからです。教会にそうした力は必要だと思います。しかし、それ以上に、信仰と愛の共同体としての霊的な力を失ってはならないと思います。今回読んだ Kim 氏の ”Unshakled” は教会のあり方についていろいろと考えさせてくれる本として、皆さんにお薦めしたいと思います。
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