ハガイ書1章 バビロン捕囚から帰ってきた人々は神殿の再建を始め、基礎は早くからできあがっていたのですが、その工事が中断されていました。それは人々が神のことよりも自分のことを大切にしたからです(9節)。しかし、自分のために走り回った人は、その報いを得たかというと、それは空しいものでした。もし、私たちが自分のことのためだけにあくせくしているなら、「あなたがたの現状をよく考えよ。」(5節)とのみことばに耳を傾けなければなりません。 もどる

ハガイ書2章 再建される神殿は以前のソロモンの神殿にくらべれば規模の小さいものでしたが、それでも、その再建のための資材も、金銀も十分には集まりませんでした。しかし、神は「わたしはすべての国を揺り動かす。すべての国々の宝物がもたらされ、わたしはこの宮を栄光で満たす。万軍の主は仰せられる。銀はわたしのもの。金もわたしのもの。」(7-8節)と言われます。神のみこころによって、また、信仰によって始められたものを神は必ず満たし、完成してくださるのです。 もどる