オバデヤ書 イサクの二人の子、ヤコブとエサウのうち、ヤコブの子孫がイスラエルのなり、エサウの子孫はエドムとなりました。イスエエルとエドムは兄弟国なのに、エドムはイスラエルの苦難の時にイスラエルを助けるどころか、イスラエルを苦しめました。それで神は「あなたの兄弟の日、その災難の日を、あなたはただながめているな。」(12節)とエドムを責めています。カインはアベルを殺しておきながら「私は自分の兄弟の番人なのでしょうか。」(創世記4:9)と言いましたが、神は、私たちに「兄弟」への責任を問われるのです。 もどる